港区高輪にある、築39年で82平米のお部屋。
元々、不動産会社がリノベーションして売出していた物件を、さらに自分好みに手を加えました。
「リノベーションしてあるものをリノベーション」というと、少しもったいない気もしますが、トイレとユニットバスはそのまま活かしてコスト削減に成功しました。
・お施主さまは、海外生活が長かったので好きなテイストはヨーロッパのアパルトマン。
3LDK82平米の空間を、1LDKに間取り変更したので、リビングはなんと28畳!
コンクリートの躯体を現しにした天井にすることによって、より広く感じられます。
・フローリングはオーク(ナラの木)を採用。
硬くて重厚、木目がはっきりしているという特徴を持つオークは、高級家具や野球のバットにも使われています。
ヴィンテージ加工がされているので、コンクリートにクリア塗装された天井、塗装された壁とマッチしています。
床は、窓側の一部のスペースをタイル張りにする事で、サンルームとしました。
・キッチンはモルタル仕上げで存在感を。
お施主さまは料理を楽しむことが多く、キッチンもこだわりました。
パナソニックのシステムキッチンを新調し、面材は木目調をセレクト。床の色とマッチし、一体感がでました。
キッチンの色は床の色に合わせたり、全く違う色を選んだりと人によって好みが分かれるポイントです。
・テーブルはウダツアイアンワークスで特注。
エムデザインが得意な、特注アイアン家具です。
既製品ではどうしてもちょうどいいサイズがないのが家具選びの悩み。
キッチンの幅に合わせて制作しました。